転職における面接の流れと準備の必要性

転職の面接が近づいて、面接がどんな流れで行われるのか、面接の際に気を付けることは何か把握しておきたいという方は多いのではないでしょうか? 知っているのと知らないとでは、面接中の評価やあなたに抱かれる印象を大きく左右することもあります。 そこで今回は、転職の面接の流れや、必要な準備、注意点などについてご紹介します。

面接の事前準備は念入りに行う事が重要

訪問企業へのアクセスの把握 面接に向かう際、交通機関等を利用するならば、遅刻をしてしまう可能性はゼロではありません。 乗り換えを間違えてしまったり、乗り換えにてこずって電車を1本乗り遅れてしまったり、会社までの道を間違えてしまったりする可能性も考えられます。 「スマホがあるから大丈夫」ではなく、駅の乗換えや徒歩での移動時間プラス何かあった場合にも間に合う程度の余裕を計算し、事前に駅を出てからの道のりを調べ、絶対に遅刻をしないようにしましょう。 どれだけ準備しても遅刻をしてしまってはすべてが台無しになってしまいます。 絶対に遅刻は避けましょう。 転職面接でのよくある質問の回答 不意な質問には、なかなかうまく答えられないものですが、せめて基本的によく聞かれる質問にはスムーズに答えられるように準備し、練習しておきましょう。 基本的な質問にたどたどしく回答してしまえば、準備不足を疑われても仕方ありません。 中途採用で聞かれる質問は以下になります。 何か質問はありますか(逆質問) これまでの会社を辞めた(やめる)理由 志望理由 前の会社ではどのような仕事をしていたのか 入社可能時期 こちらの質問は必ず聞かれるといっても過言ではありません。 最低でもこの5つの質問は答えられるようにしておきましょう。

転職の面接の流れに沿ったシミュレーション

家を出てから 家を出た時点で気を引き締めましょう。 入室してからが面接ではなく、向かう途中も節度ある行動を心がけることが大切です。 どこかで、選考を受ける企業の方に出会っているかもわかりません。 会社以外の所での不適切な行動が、たまたま選考を受けた企業の社員に見られていたがために不採用となったというケースも実際にあります。 面接会場に着いたら 受付にて「本日○時より○○さまと面接のお約束をしております○○と申します」と伝えましょう。 もし受付ない場合は、備え付けの電話で担当部署に連絡してください。 ここでも気を抜かないようにしましょう。 入室 待合場所に案内されたら、入り口に近い席に座って待ちます。 名前を呼ばれたら返事をして案内に従ってください。 面接官と同時に入室しない場合は、ドアを軽くノック(3回)します。 中から「どうぞ」と返事が聞こえたら、「失礼します」と言って入室しましょう。 扉に対して平行を向き、両手で扉を締めてください。 面接官に対して背中やお尻を向けると失礼にあたるので、自分の体の向きにも気を付ける必要があります。 着席まで 入室をしたら、ドアの前で「○○と申します。よろしくお願いします」とハキハキ喋りましょう。 そして、お辞儀をしましょう。 お辞儀の角度は会釈、敬礼、最敬礼と3種類あるうちの、敬礼にあたります。 敬礼の角度は30~35度です。 そして、用意された椅子の近くまで行き(椅子の横でも前でも構いません)「本日はよろしくお願いします」と言って一礼します。 面接官が「どうぞ」と言ってから着席しましょう。 面接中 面接担当者の目を見ながら会話しましょう。 目を見て話すことで、偽りなく話していることや自信を持っていることが伝わります。 面接官が複数いる場合はだれか一人をずっと見ているわけではなく、適切に視線を配りながら会話をしてください。 もちろん相手の発言に対しての適度な相槌も忘れないようにしましょう。 オーバーな相槌は、逆に煙たがれる可能性もあるので、小さくうなずく相槌がベストです。 退席から家に帰るまで 面接が終了したら立ち上がり「ありがとうございました」と30~35度のお辞儀をしてください。 そしてドアの前に行き「失礼します」と会釈をしてから退室しましょう。 面接会場を出たからと言って気を抜かないでください。 始めにも言いましたが、どこで企業側の人間が見ているかわかりません。 気を抜かず、その日はまっすぐ家に帰りましょう。 以上が面接日の流れになります。

徹底した準備が面接を通過するカギ

面接では事前準備は大切です。 些細なポイントまで抜かりなく、万全の準備ができている人というのは信頼できるものです。 苦手な面接でも事前準備をしっかりとしていれば、スキル的に自信のない求人の面接も受かるかもしれません。 有意義な転職活動にするためにも、準備を怠らないようにしましょう。